春のエゾアカゲラ
3月17日 和琴半島
こちらではとりたてて珍しい鳥ではなく、派手な色彩と高らかなドラミングの音で、
むしろその存在に気づきやすい鳥です。町の公園でも頻繁に出会うこともありま
す。それでも、撮ろうと思うとなかなか撮れないことも。今年の冬はずっと姿を捉
えられませんでした。野鳥の動きが活発になる3月に入り、期待して歩いたせせら
ぎ公園では、木を叩く大きな音は聞こえているのに、いくら目を凝らしても所在を突
き止められず悔しい思いをしていました。
そして今年初の出会いは和琴半島。キョッ、キョッという短い鳴き声が聞こえて目
を上げると、3,40メートルほど先で木の枝を飛び移っていました。本州のアカゲラ
は尾翼に近い翼の先端に白い斑紋がなく、北海道のエゾアカゲラにはあるのだと
か。上の写真は後頭部が赤いからオスですね。