人待ち顔のキタキツネ


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                          4月7日 知床 見晴橋際

 知床自然センターからの帰路のことです。見晴橋の手前で、一匹のキタキツネ

がプユニ岬の標識の下に座っています。向かい側の駐車帯で車を停め、カメラを

手に近づきました。警戒心は微塵もなく、わたしが行くのを待っている様子です。

っている傍を接近して通過する車があって、ようやく腰を上げて柵の外出まし

が、崖縁をわたしのほうに歩いてきます。

 ここは展望が開けた高台で、特に夕陽の名物です。今は春が浅く観光客も疎ら

ですが、シーズンにはきっと、たくさんの車が停まり人で賑わいます。このキツネ

は、標識の下で待って食べ物をもらう、そういう習性を身に着けたのでしょう。わた

しが撮るだけ撮って車に戻ると、道路を渡ってやって来て、発進するまで去りませ

でした。「ちゃんと撮らせたじゃないか。モデル代として食べ物を出せよ、」と言い

たかったのかも。