リスの足跡狐の足跡


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                       10月26日 近所の公園と美幌川土手

 草木が茂る季節にはわからない動物の存在を、雪は知らせてくれます。足跡が

かり残るからです。初雪なのに積もったこの朝、公園のエゾアカマツの下にエ

リスの足跡が、美幌川の土手にキタキツネの足跡が残っていました。

 北海道にいる二種類のリスのうち、シマリスは10月中に土に掘った穴の中で冬

眠に入ります。より大型のエゾリスは眠らずに、外敵を感知すると樹上に停止し、

気配がなくなると雪を掘ってエサを探して、越冬します。二つ並んだ小さな足跡が

スのものです。足跡が分からなくなっているのは、引きずった大きな尾が雪面を

掃いているのでしょうか。

 キタキツネの足跡は一本の線上に印されています。リスやウサギとちがって二

つ並んでいません。動画に撮ってスロー再生すれば、四本の足をどう動かしてい

るのか、分かるのかな。土手から下る急斜面にさしかかるところで、足跡が乱れて

います。よろけたのでしょうか。