三つの渓流 その一


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                        10月1日 足寄町茂足寄

 渓流の名前は白水川です。川床の岩の赤い色を映して茶色に見えますが、水

のものは、雌阿寒岳に噴出した硫黄を溶かし込んで白濁しているのだそうで

す。だから水川。道内にも本州にも、同じ名前の川がいくつもあるようです。名

前の由来はどれも、硫黄分を含む温泉水に似た色なのでしょうか。

 なぜかわかりませんが、林間で渓流に出逢うとほとんどいつも撮っています。こ

足寄町で白藤の滝から流れ下るあたりは、倒木や枯れ枝が散乱し、人手の入ら

ない荒れた雰囲気があります。美幌のせせらぎ公園を流れる魚無川などがむしろ

例外で、ほとんど管理されない山間の流れとしてはこれが自然なのでしょう。そん

な野放図さがわたしを惹きつけるのかもしれません。