実は黒々と山ブドウ
切断された森の端の木々に山ブドウが絡みついていました。車からはわかりませ
んが、降りて望遠レンで高いところを覗くと、黒々とした実が垂れ下がっています。
葉に緑の名残がある蔓にはたわわな房が。濃い紅色に変わってしまった葉の陰
では、鳥に啄まれたのか地に落ちたのか、実が疎らになっています。北海道の
森で稔る実の総量は莫大でしょう。今年はヒグマたちも豊作を喜んでいるかな。
ブドーといえば、昨日の強風でウチの庭のブドウ棚がつぶれてしまいました。蔓
に残った房を集めたら、バケツに山盛りに。まだ半分摘んだだけです。前に収
穫した分や、バラバラに地面に散り敷いた分も合わせると、今年稔った実は20キ
ロを超えるかもしれません。植えてあるのは一本だけなのに。このあたりの気候は
山ブドウだけでなくこの栽培種(たぶんナイヤガラ)にも、適しているのでしょう。
昨日集めた分は、生食用とブドウジュースに分けて冷蔵庫と冷凍庫に納めまし
た。もう満杯です。庭に残る半分はどうしたらいいのか、途方にくれています。