アゼチの岬
4月22日 浜中町霧多布アゼチの岬
能取岬を除いて大きな突起はありません。島も海面に屹立する岩もなく、ほぼな
めらかです。ところが、浜中湾から厚岸湾に至る太平洋側東部の海岸線は、岬な
どの突起、島、海面に顔を出している岩が連続する、複雑な地形です。
ここ、浜中町霧多布アゼチの岬で、海に没する岬の岩のすぐ左が小島です。
その先に嶮暮帰島が見えています。写真では嶮暮帰島から一跨ぎで行けそうに
見える陸地は、琵琶瀬湾の西岸です。実際の距離は600mほど。説明板にある
ゴメ島はもっと左、湯沸岬との中間点あたりに位置しています。その写真は、うっ
かり撮り忘れてしまいました。これらの島には日本では珍鳥のエトピリカが飛来し
ますが、今ではその数が激減し、繁殖するつがいに至ってはわずか十数組だとか。
最後から3枚目に、浜中湾と琵琶瀬湾の境目となる霧多布大橋が写っています。
橋の右手に少しだけ見えている海面が浜中湾です。