湖畔湿地の春の花


 タムラ、そう言えば畑正憲のフィールドは浜中だったんだね。いま嶮暮帰島に人は

住んでいなくて、船で渡るツァーがあるみたい。

 網走湖畔の水芭蕉は、手でさわれる足元から湿地の遠くまで広がっているよ。

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                         4月26日 網走呼人探鳥遊歩道

 4月下旬と言えば関東などでは春の盛り。でも北国の森は、雪が消えるか消え

いかの早春です。それでも今年は暖かかったので、この日残雪を見たのは一

か所だけでした。湖畔の森には、コブシ、ミズバショウ、エゾエンゴサク、フクジュソ

も咲いていましたが、すでに何度かアップしたので、他の花を紹介します。

 一枚目は森の入り口、路傍の乾いた溝の縁で。ようやく花が開きはじめたばか

りです。ホトケノザでしたっけ。北海道本来の花ではないようだから、本州から持

ち込まれたのかな。二枚目はネコノメソウの一種だけれど、ネコノメソウ、ツルネ

コノメソウ、エゾネコノメソウのどれなのかは、わたしにはわかりません。次の2枚

はナニワ。またの名はナツボウズです。木だけれど地を這うような低木なので、

林床に届く光が乏しい夏には、葉を落として凌ぐのだそうです。最後は、近寄れな

い水中で確かではないけれど、エゾノリュウキンカ(ヤチブキ)だと思います。毎年

のことで、何が咲いているかだいたい予想できますが、この花はこの遊歩道では

初めて見ました。