まるで四月のような
12月17日 ウチの近所
何だか間違った季節にタイムスリップしたような違和感が。朝の土手道はアイス
バーンで、昼は腐れ雪。いつもなら、ふかふかの粉雪が浅く積もっているか、乾い
た深雪の中をスキーを着けて歩こうか、という状態のはずです。今年は11月にま
とまった雪が降って、12月に入ってからは3日にちょっと積もっただけ。気温も師
走としては暖かい日が多い。11月から今月初めには冬が深まろうとしていたの
に、それ以後は方向が変わって春になろうとしているみたいだから、落ち着かない
気分なのです。
霙から雪に変わっても路温が高いので、すぐにシャーベット状になります。路肩で
は除雪車が積み上げた塊が、汚れて角を失っています。氷雪が覆っているはずの
美幌川の岸に、枯れ草が露出しています。これから青草が萌えようとしているみた
いに。四月の雪解けが進むころに見られる風景を思わせます。やがて「平年」の基
準が変わって、美幌の初冬はこれが普通、ということになるのでしょうか。