#練習用

日暮れの郊外

4月4日 日没40分ほど前の郊外風景です。全面的に雪が残る畑、部分的に消え残る畑、完全に土が出て いる畑、雪の消え方はさまざまです。三枚目で光る雪山は斜里岳。夕暮れの風景にはそこはかとな い哀愁が漂うような。

能取湖夕景

3月24日 網走公園線 岬からの帰路、太陽は雲間から湖に斜めの光を投げかけていました。湖は海側の対岸こそ水面が 顕れていたものの、公園線側はまだ一面の氷です。時刻は午後4時を過ぎており、湖面は薄い光を 受け、鈍色です。

福寿草咲きはじめ

3月27日 能取岬 東京では上の公園の桜が満開だとか。ここオホーツク地方で春一番の花は福寿草です。去年わた しがこの場所で目にしたのは4月の第二週でした。今年はだいぶ春が早い気がして来てみたら、上の 写真の通りです。ただ群れている花がずいぶん…

-ポツリポツリとふきのとう

サイタマンさん、「春愁」ですか。花曇りの季節につのりそうですね。こちらはまだ花の盛りは遠く、 ようやく小さな春を見つけようとしている状態です。 3月24日 美幌せせらぎ公園 ようやくポツリポツリとふきのとうが顔を出しました。まだ採りたくなるほ…

川湯硫黄山

3月10日 冬期の硫黄山は広々とした駐車場も盛んに噴煙を上げる光景も独り占め。のびのびとした気分に なります。左の山の裂け目や右の山との境目の噴気がよく目立つけれど、その他に何か所も噴煙が 立ち昇る場所があります。荒々しくも雄大な風景の中に安…

屈斜路湖は霧の中

3月10日 摩周湖第一展望台・美幌峠 最初の一枚は第一展望台から、残りは峠からの風景です。展望台からは湖と弟子屈郊外の境もは っきりしません。峠からは往きも帰りも霧のなか。それにしても峠頂上付近は例年の4月半ばより雪融 けが進んでいるような。…

摩周湖の朝雲 その一

そらさん、まだ朝晩の気温は零下ですが、昼はブラスで氷雪がゆるみます。 3月10日 摩周湖第一展望台 朝陽は南東・西別岳の方向に低くかかっています。あたりは薄い靄に包まれ朝陽も強くは射しませ ん。上空には風があり黒雲の一団が素早く流れていきます…

白い摩周湖

3月10日 摩周湖第一展望台 途中の国道も弟子屈から摩周湖に向かう道も路面に雪はなく、明るみはじめた朝の快適なドライ ブになりました。だけど摩周湖は真っ白に凍りつき、いまだ解氷の気配もありません。下界ではいつに なく早い春に気が緩んでいますが…

氷の華

2月9日 屈斜路湖畔砂湯 新雪をつまんで並べたように見えます。だけどこれは空から降ってきたものではありません。空気 中の水蒸気が液体を経ることなく、直接に昇華したものだと思います。どうしてこんな形になるのかは わたしにはわかりません。寒さの厳…

能取湖全面凍結

タムラ、固く凍り付いた砂は砂のイメージとは違う質感ですよね。 1月27日 網走公園線 厳冬期ともなれば、能取湖も対岸まで全面的に凍結します。表面を歩いても安 全な厚さでしょう。それでもこの湖ではワカサギ釣りをする人の姿は見られません。 海水の流…

夕雲

そらさん、美幌の霧氷は、特に白いものは、繊細な美しさがありますよね。 12が28日 美幌郊外 冬は朝夕の雲の色がことさら目立つような気がします。水蒸気が雪や氷片とな って絞り出され、空気が乾いているからでしょうか。雲自体が細かな水滴の集ま りで…

キラキラ

12月21日 ウチの窓から やっぱり枯れ枝には雪より氷の方が輝きが増します。窓から撮ると逆光になる ので、順光のように光るより透明感が勝ります。太陽を真後ろに入れると背景が 黄金色になり、氷の破片を纏った小枝が毛細血管の顕微鏡写真みたい。

初冬のアカゲラ

11月28日 美幌せせらぎ公園 ここ一年ほどアカゲラを撮っていなかったような気がします。樹の木葉が茂って いる季節は、鳴声(キョン、短く断続的)やドラミングは耳にするけれど、なかなか 姿は確かめられません。出会うのは主に冬と早春です。雪の季節の早朝…

たわわ

そらさん、早朝以外は摩周湖が晴れている日は曇っている日より多いと思いま すよ。 10月19日 美幌霊園入口 ウチの玄関脇にもナナカマドの木はあるけれど、こんなにたわわな実は付きま せん。霊園管理者が手入れしているのかもしれませんが、ここの実は実…

ミソガワソウ

7月24日 黒岳五合目 味噌川草とはちょっと変わった名前です。木曽川支流の味噌川に由来するとか。 名札があったので助かりましたが、わたしは見るのは初めてです。ナミキソウを大 型にしたようにも、ツリガネニンジンに似ているようにも感じました。ツリ…

落花無惨

7月4日 ウチの庭 雨の合間に久しぶりに庭に下りたら、降り続く雨に叩かれ芍薬の花びらが地に 重なったり、花の一部がわずかに残骸を晒したり、重い花が垂れ伏したりして、無 惨なありさまです。 梅雨のような天気のためほとんど庭に下りない間に、花の盛り…

似てはいるけれど

そらさん、白いものはシロライラックという呼び名があるようです。他の色は淡紫、 青紫、紫、淡紅、紅紫です。 6月19日 能取岬 いま岬の崖には、柱頭に花軸のない小さな白い花が平らに集まった形の花が たくさん咲いています。わたしはこの種の花の見分け…

海岸草原の春

sho*e*さん、その美幌町の住人です。住みはじめて12年、近隣150㌔ほどの範 囲のめぼしい景観を今も探して撮っています。なかなか離れてくれない小鳥、かわ いいでしょうね。 5月23日 ワッカ原生花園 オホーツク海とサロマ湖に挟まれた砂丘地帯に広…

白い茂みにワシの影

そらさん、他の季節のスマートなスズメとちがって、丸々とした冬スズメは愛嬌が あって、わたしたちの目を楽しませてくれますよね。 12月25日 美幌川土手 日本海側や山沿いでは雪嵐で大変なようですが、東部のオホーツク海側や太 平洋側は雪も雨も降らな…

能取岬晩秋

11月3日 今年は冬が早いようです。岬も今は真っ白でしょう。枯草と一つだけ残ったハマ ナスの実、それに氷のない海。こんな風景もこれから4,5カ月は見ることがないで しょう。 一晩中痛みがなく快適な眠りを堪能し、目が覚めたのは昼近くでした。このま…

ナナカマドに雪

たむら、こちらの外窓は凍りついて開かない日が多くなりました。 11月4日 ウチの玄関横 先月初めに降った雪はナナカマドの赤い実を飾りましたが、この樹にいまは一つ も実がありません。もう本格的な冬です。冷え込んだ朝は枯れ枝に霧氷がつき、空 を横切…

知床⑥ 岩

そらさん、霧は視界を閉ざすほど濃いものでなければ、風景に幻想的な味付けを してくれるので、わたしは好きです。 10月4日 ウトロ側海岸 知床半島は860万年前の海底火山の活動が始まりで、50万年前からの陸上 火山活動で形作られたのだとか。羅臼岳は…

湖畔のエゾミソハギ

8月15日 濤沸湖畔 「エゾ」がついているけれど、北海道に限らず九州でも本州でも見られるそうで す。賑やかな初夏の花々が終わった濤沸湖畔の草原ではよく目立っていました。 水鳥・湿地センター裏や小清水原生花園前から湖に向かって作られた木道の左 右…

夏の田園

7月19日 常呂郊外 少し混じった黄色は麦ですが、残りの緑は全部タマネギです。昔若かったころト ラックの運転手をしていました。暮が近づくと、5トンコンテナに詰めて北海道から 送られてくるタマネギを築地市場に運ぶため、連日残業になりました。こう…

ショウジョウバカマ

タムラ、あの時は美瑛側の湖畔道を通ったので堰堤に行ったけど、今回は東川 側の湖畔道を通ったので、堰堤の写真は撮らなかったよ。 7月6日 旭平探勝路 九州から北海道まで、田んぼの畔から高山の雪渓跡まで、いろんなところに分 布する植物だそうです。花…

マイヅルソウの地味な花

そらさん、丹頂はだいじに保護されてきたせいか、あまりヒトを警戒しませんね。 6月13日 霧多布岬展望台への草叢 駐車場から展望台へ続く草叢の道を歩いているときは、ハクサンチドリの花を 探していたので気がつきませんでした。背の低いマイヅルソウが…

路傍の丹頂

そらさん、イソツツジの花弁は長さが5mmほどだから、他の多くのツツジとちが って、ひとつ一つの花としてよりまとまりとして目に入りますよね。 6月13日 国道243 弟子屈郊外 数が増えて棲息地が広がったのでしょうか、霧多布湿原、濤沸湖、野付半島…

まだある白いエンレイソウ

そらさん、案内板の写真は、アゼチの岬の突端とコンブ漁の船を入れたため、 島々の姿が小さくなったのでしょうね。わたしはここの写真を何年か前に2,3回ア ップしたような気がします。 6月13日 湯沸岬灯台下 草叢のあちこちに白いオオバナノエンレイソ…

アゼチの岬

そらさん、霧多布湿原に見られる野の花の大きな群落としては、エゾカンゾウ、ノ ハナショウブなどもあります。 6月13日 霧多布地域 霧多布の市街や湯沸岬がある一帯は、霧多布大橋(最後の写真の左上)で湿原 側と結ばれた、事実上の島です。北側の浜中湾、…

美幌峠の雲海

6月13日 美幌峠 家を出たのが5時半、峠の駐車場を過ぎて屈斜路湖が見えたのは6時ころで しょうか。湖を覆う雲海が目に映りました。ほとんど車が通らない時刻です。路肩 に停車して撮りました。 美幌峠は標高500ほど。あまり高くないので、たいてい雲を…