ショウジョウバカマ
タムラ、あの時は美瑛側の湖畔道を通ったので堰堤に行ったけど、今回は東川
側の湖畔道を通ったので、堰堤の写真は撮らなかったよ。
7月6日 旭平探勝路
九州から北海道まで、田んぼの畔から高山の雪渓跡まで、いろんなところに分
布する植物だそうです。花の色は赤、白、紫。高所では紫が普通のようです。この
日の旭平でもほとんどが濃く黒っぽい紫か薄い紫でした。二枚目の一本だけ、こ
の色が薄くなれば白、濃くなれば赤になるのだろうと想像させます。
名前は猩々の袴。赤い花が、架空の動物で能などの演目になった猩々の赤い
衣装を思わせ、根元に重なる葉をその袴に見立てた命名だとか。猩々を検索して
みました。想像図は長髪の猿みたいです。能衣装は赤髪から始まって足袋以外は
すべて赤なのだそうです。だれかが、低地の赤いショウジョウバカマが能衣装の赤
髪に似ていると思ったのでしょうね。