発達途中の沿岸氷


 そらさん、北海道ではこれから2月中旬にかけて、さまざまな氷雪イベントが開か

れます。札幌の雪まつりは有名ですが、美幌にも網走にもいろいろあります。ただ

大勢が集まる会場には一人で行きにくいような。自然の風物は自分だけで向き合

っても平気なのに、どうしてでしょうね。

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 沖の流氷を迎えるように、陸側から発達しつつある沿岸氷です。海面で、濃くな

ったジャム氷が集まり、小さな塊や板状の氷盤になります。陸に接する氷が厚さを

増すと、塊や氷盤が押されるように沖に移動し、流氷のかけらを捉えてさらに広が

り、やがて陸から沖までつながった氷原ができます。写真ではまだ氷原になりきら

ない水域が残っています。そこには黒と灰色の縞模様が見られます。灰色の部分

はジャム氷が厚く、黒っぽい部分は薄いのでしょう。

 流氷速報によると、昨日夕方のサロマ湖から斜里に続く海は、50キロほど沖ま

密度の高い海氷に覆われています。でも今日の天気予報は南よりの風になっ

ています。見に行っても沖に逃げている可能性があります。近年の流氷は、かつ

てのようにどっしり落ち着いていないので、一日ごと、時刻ごとに景観が変わりま

す。