野の鳥ノビタキ


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 3

イメージ 4

             6月7日 ワッカ原生花園 ・ 6月17日 釧路湿原恩根内木道

 <梅に鶯>という言葉があります。かつては人家の庭に現れ、容易に目にする

とができたのでしょうか。少なくても今では、そんな土地はないような気がします。

こちらでは山地や川の畔など、いたるところで囀りが聞こえますが、街中で姿を見

たことはありません。

 カッコーも<声はすれども姿は見えず>の類です。毎朝美幌川の木立で高らかに

囀っています。夏の釧路湿原の恩根内遊歩道では、声を聞かずに帰ることはまず

ありません。だけど一度も目撃させてもらえなくて。いつだったか木道に三脚を据

えて、カッコーを撮るのだと頑張っていた人がいましたが、彼は成功したのかなー。

 その点ノビタキは草原に行けばたいてい、低木の枝先や葦などの草の茎で揺れ

ている姿があります。<野のヒタキ>という名前のとおり、ヒタキ科の鳥のなかでも、

木立より草原・原野を好む種のようです。ただし見かけることが多い割には、接写

が難しくて。近づこうとするとすぐ飛び立ちます。

 今日の写真で最後の2枚はメスだと思います。頭に黒頭巾をかぶっていません。

はじめは別な鳥かとも思いましたが、翼の模様は共通です。