キラキラ舞うのは
晴れた昼間、舞う粉雪が明るい陽射を受けてキラキラ光ることがあります。これはそれではないと思うのです。
撮ったのは、厳寒の朝、土手で。降ってるようには見えなかったし、粉雪を下から巻き上げる風も吹いていません
でした。やっぱりダイアモンドダストかと。
でもどちらもキラキラ舞うところはよく似ています。小さくてむずかしいけれど、一粒を手にとって拡大することが
できても、見分けられないのではないでしょうか。違いは水分が結晶する高さかな。雪は上空ですよね。ダイアモ
ンドダストは地面の近く。
湿った牡丹雪なら、大きさも形もダイアモンドダストとはっきり違います。だけどこちらの粉雪は、粒がとても小さ
く、肉眼ではもちろん、写真を拡大してもなかなか六角形が確認できません。それに、青空の下でも舞うんです
よ。吹き上げられているのでなければ、長くは続きませんけど。
そんな季節も、今年は早く終わりそうな気配です。-20度超の低温はこのところしばらくありません。今年は本
州並みに、3月中に春になるのかな。