キラキラ降るのは
デジモナさん、一時は世界最大を誇ったクイーンメリー2。写真で見ても迫力がありますね。
明るい日射しのなかで、きらめくものが南から東へ、斜めに流れるように降っています。晴れた空から落ちる水
滴が天気雨。ならばこれは天気雪でしょうか。それにしてはぼたん雪はもちろん、粉雪よりも粒が小さいような。
ではダイアモンドダスト(細氷)?
水蒸気が昇華(気体→固体)した氷の結晶が細氷ですよね。雪片の始まりの氷晶にも、水滴の凍結では
なく、昇華でできるものもあるとか。空の高いところから落ちてくるのが雪で、低いところにできればダイ
アモンドダストと割り切れればいいけど、サンピラー(細氷のある空中に現れる光の柱)は、ずいぶん高い
ところまで続くし。
面倒だから、落ちてくる間に結晶が成長して大きくなったのが雪、初めの小さいままなのがダイアモンドダスト
と、勝手に解釈しましょうか。それなら写真は雪ではないことに。氷霧(こおりぎり)というのもあります。これは
粒が見えないほど小さい場合だと、やはり勝手に決めましょう。