デジモナさん、冬の蝶というと、いまにも死にそうなとか、乾いてかさかさになった死骸とかイメージしますが、
本来ならもう、霧氷で飾られた
美幌川堤の木に
オジロワシが止まっていても不思議はない季節なのに。まるで
春四月みたいな。融けた雪が雨だれになって庇に当たる音が連日聞こえます。12月の後半に気温がプラスだ
なんて、気持ちが悪いですよ。
上着に付くとすぐ水になる雪はうっとうしく、零下二桁で乾いた雪の舞う日より底冷
えがするような。
というわけで、なかなか撮りに行く気になりません。それで今日は、十日ほど前の、一度積もった雪が消え、薄
日が射して明るく浮かび上がった風景をアップします。場所は、
能取湖の水が、
オホーツク海の手前で尽きるあ
たり。廃屋の裏はもう海岸です。