田園早春
行ってはいないけれど、日曜日の雨で残雪がほとんど消えたのではないかな。その前は町の田園地帯にこん
な風景が広がっていました。日没の2時間ほど前で、肉眼では気づきませんでしたが、写真の山や畑はうっすら
赤みを帯びています。畑の浅緑は秋播き小麦でしょう。
毎年季節を追って田園を撮っていて気づいたのですが、同じ場所で栽培される作物は、年ごとに変わっている
ようです。小麦、ジャガイモ、ダイズ、ビート、タマネギ、キャベツ、それに緑肥にするヒマワリやキガラシなど。蕎
麦もありますが、これはあまり多くは見ません。連作障害を避けるために、何らかのローテーションが行われて
いるのではと、素人考えながら推測しています。
TPPが実効をもつようになると、少なくとも初めの4種は姿を消すのではないでしょうか。アメリカの大農場なら
こんなに細かく区分けしたりせず、同じ作物を大面積で栽培するのでしょうね。連作障害には飛行機やヘリで薬
剤を散布して。その方が農夫一人当たりの効率がよくなります。わたしは薬害が怖いので、できるだけ原産地が
道内、あるいは国内と表示されている物を買っています。道内産が買えなくなったらどうしようかと、今から思い
悩んでいます。