11月のキガラシ


 デジモナさん、池の写真、まるで街中にあるような印象を受けました。小さな池なら街にあっても不思議はない

けれど、湧水量からすると、かなり大きそうですね。

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 網走市東郊外の丘陵地帯色で、彩の乏しい11月の田園に、一箇所だけ明るい黄色が広がっていま

した。キガラシです。カラシナの仲間ですが、こちらでは収穫目的で栽培するという話は聞きません。ヒマ

ワリと同じように、鋤き込んで緑肥にするために植えられています。

 春の終わりごろからときどき見かけます。夏秋にもありますが、零下になる日もある11月に目にする

のは、初めてかな。よく見ると下葉が枯れはじめています。普通は花が咲いて間もない、葉も茎も元気

な間に鋤き込むらしいので、なにかの事情で作業が遅れているのでしょうか。それとも種を取るため?

 田園の景観が観光資源にもなっている美瑛では、いい花を咲かせるため、キガラシに施肥をする人も

いるとか。緑肥としてなら、肥料に肥料をやるような話ですね。