妖しく輝く黒い蝶
デジモナさん、石工の技術は世界文明の一端なのですね。縄文系は主に木の文明みたいだけど。
桜島の爆発、たいへんでしたね。冬の朝の行事、車の雪払いを思い出させるけど、火山灰は雪より厄介でし
ょう。
ないと思っています。先日霧雨にけむる釧路湿原の木道で、これまでなかったほど接近できました。雨にそぼ濡
れて芹の蜜を吸うのに夢中で、近づく人になどかまっていられなかったみたい。
途中で車から黒い蝶を何度も見ました。停めて撮ろうかとも思いましたが、すぐに飛び去ります。温根内の木
道ではきっと会える、そう信じて走り続けて正解でした。途中の市街地近くのはカラスアゲハだったかもしれませ
んが、これは間違いなくミヤマカラスアゲハ。羽の外側で輝く蛍光色に妖しい魅力があります。日が射していれ
ばもっと煌きが強かったかも。
去年津別のクリンソウの森でもたくさん舞っていました。花との取り合わせがみごとでしたが、蝶そのものはも
っと小さかったと思います。ミヤマカラスアゲハは春と夏2回羽化し、春は小型で夏は大型だそうです。本州など
にもいるはずですが、その美しさに気づいたのはこちらに来てからです。何年か前、やはり釧路湿原の木道でし
た。