妖しく輝く黒い蝶


 デジモナさん、石工の技術は世界文明の一端なのですね。縄文系は主に木の文明みたいだけど。

 桜島の爆発、たいへんでしたね。冬の朝の行事、車の雪払いを思い出させるけど、火山灰は雪より厄介でし

ょう。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

特に蝶が好きというわけではないのですが、ミヤマカラスアゲハだけは別です。撮るチャンスがあれば逃したく

ないと思っています。先日霧雨にけむる釧路湿原の木道で、これまでなかったほど接近できました。雨にそぼ濡

れて芹の蜜を吸うのに夢中で、近づく人になどかまっていられなかったみたい。

 途中で車から黒い蝶を何度も見ました。停めて撮ろうかとも思いましたが、すぐに飛び去ります。温根内の木

道ではきっと会える、そう信じて走り続けて正解でした。途中の市街地近くのはカラスアゲハだったかもしれませ

んが、これは間違いなくミヤマカラスアゲハ。羽の外側で輝く蛍光色に妖しい魅力があります。日が射していれ

ばもっと煌きが強かったかも。

 去年津別のクリンソウの森でもたくさん舞っていました。花との取り合わせがみごとでしたが、蝶そのものはも

っと小さかったと思います。ミヤマカラスアゲハは春と夏2回羽化し、春は小型で夏は大型だそうです。本州など

にもいるはずですが、その美しさに気づいたのはこちらに来てからです。何年か前、やはり釧路湿原の木道でし

た。