ノリウツギ


 デジモナさん、サルスベリの花、久しぶりです。埼玉の家にはあったのですが、こちらに来てからは見ていま

せん。

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 日本全国に分布し、庭や公園に植えられることもあるようです。夏は森の縁、森を行く道路際でよく見かけま

す。上の写真は、町のせせらぎ公園ノリウツギでは、一番背が高そうな樹です。4,5メートルあるのかなー。房

状の蕾は開ききっても小さくてあまり派手ではなく、房周の飾り花は大きいのですが、数が一房に4つほど。蕾も

飾り花も、粉をまぶしたような白さです。

 大人くらいの背丈で、他の樹に絡みついているように見える樹は、遊歩道のあちこちにあります。冬枯れの

森に、散らずに枝に残る枯れ花は、自然のドライフラワー。森が雪に埋もれたり、青葉が繁ったりすると、

ようやく目立たなくなります。やったことはないけれど、表皮を削るとねばねばした液が出るのだそうで

す。この樹液が紙漉きの糊に使われたことが、名前の由来だと聞きました。