湿原の生き物


 デジモナさん、蓮の花、幻想的ですね。濤沸湖の河畔草原は大きく柵で囲まれていて、そこに馬が放牧され

ています。

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

 釧路市に隣接する鶴居村の温根内に、釧路湿原の一画に入り込むことのできる遊歩道がしつらえられていま

す。湿原の縁を行く直線部分は大きな葉を広げる蕗が目立ちます。湿原のなかに作られたカーブする木道は、

葦原とちょっとした木立を通ります。今日アップしたのは、両方の道で見かけた動物です。

 エゾハルゼミは縁の道で。エゾがつくけれど、本州の山地にもいるとか。ただ北海道は、海岸草原や釧路湿原

のような低地にも棲息しています。こちらでわたしが目にしたセミは、この一種類だけです。アブラゼミ、ミンミン

ゼミ、ヒグラシなどは見たことがありません。

 2,3センチの小さな体なのに、写真の一匹だけでもすごい音量です。まして林のなかで聞く合唱は、耳を聾さん

ばかり。でもこのけたたましい鳴声も8月までは続きません。ハルの名が示すように、盛夏まで生き残ることはな

いようです。

 葦の枯れ茎で揺れている小鳥はノビタキ。木立でチョコマカ動いているのはアオジです。鶯も撮りましたが、別

の日にアップします。最後にお尻だけ写っている動物はクロテンではないかと思います。木道を横切る黒い姿が

見えて、慌ててシャッターを押したけれど、全身は撮れませんでした。