厚岸普賢象桜


 そらさん、ウチのアジサイはようやく10センチほど緑の茎が伸びたところで、咲くのは夏です。関東から1ヶ月

以上遅れます。


 デジモナさん、なつかしい田園風景ですね。美幌にも水田はありますが、棚田は見られません。本州で田畑

として開かれるような斜面がこちらでは森や牧場になっています。

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 牡蠣祭りの会場になった厚岸の公園で、裏山のてっぺんに一本だけ咲いていた八重桜です。桜にはたくさん

の種類があって、わたしにはどれがどれやらほとんど見分けられませんが、この桜の前に大きな看板があって、

普賢象(ふげんぞう)と書かれていました。京都から始まった種類のようで、北海道にはこれ一本だけだとか。花

芯からわずかに覗く二枚の小さい緑の葉を、普賢菩薩の乗る象の牙に見立てての命名らしいですね。

 行ったのは今月19日で、まだ寒い日が続いていたころです。公園にたくさん植えられているエゾヤマザクラ

すべて固い蕾のまま。花はこれ一本だけでした。パイプで骨組みが作られ、ビニールの覆いがかけられ、大切に

世話をされていたようです。本来は囲いの中に入れないそうですが、この日はテレビ用の撮影のため特別に

可をもらったという人といっしょになって、中で撮らせてもらいました。
 
 この花は花びらが一枚ずつ散るのではなく、椿のように花冠のままで落ちるのだとか。あの日からもう

10日過ぎました。いまは緑の葉だけになっているでしょうね。