渡らなかったオジロワシ


 デジモナさん、北海道にも季節にはSLやトロッコ列車が走るところはあります。でも、利用者の多くは道外の

観光客です。道内でふだん列車を利用するのは通学の高校生が主で、それ以外はほとんど車を使います。

夫婦二人でも車が二台ある家も少なくないようです。

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 この前能取岬に行ったとき、崖際の海上を飛ぶオジロワシがいました。雪や氷がすっかり消えてからここで見

るのは、初めてです。オオワシはすべて、オジロワシの多くも、すでに北へ去っていると思います。でも近年は、

夏も北海道で過すオジロが少しずつ増えているのかも。

 夏のオジロは、まだ尾が白くない幼鳥は別として、首から頭も白いものが多いみたい。何年か前にサロマ湖

ワッカ原生花園や霧多布岬で見た鳥もそうでした。写真のワシも首が白くなっています。5月の能取岬で出会うと

はまったく思っていませんでした。カラスかトンビだろうと、カメラを向けなかったのですが、近くに来たら白い尾が

見えました。気持ちの準備ができていなかったので、撮れたのは3枚だけです。

 一度撮った場所だと、次もまたここでと期待して行くのですが、ワシでも鹿でもキツネでも、たいてい二度はあ

りません。思いがけないところに不意に現れることが多くて。野生動物を撮ろうとしても、なかなか注文通りには

いきません。その点で花は楽です。同じころ同じ場所で待っていてくれますから。