ナニワズの花


 デジモナさん、雲ひとつない上天気だったんですね。うらやましいなー。いっせいに花が咲くっていう話、例年

はそんな感じですね。たくさんの花の開花期が重なったり、間をおかず連続したりします。でも今年は様子がち

がいます。ウチの庭では雪融けとともに咲きはじめるビオラも、それを追って開花するチューリップも、まだ蕾さ

え目立ちません。ムラサキツヅジが先にほころぶなんて、時季も順序もめちゃくちゃです。

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 この花、去年の呼人の森では福寿草と黄色を競っていたのに、今年は福寿草が終ってから見つけました。福

寿草は一週間ほど、ナニワズはもっと、去年より遅いようです。もともと50センチほどにしかならない低木です

が、今年は雪に痛めつけられ、ほとんどが地面を這う状態で花を咲かせていました。小さい花に比べて、緑濃い

葉が立派です。でも夏には落葉するので、(エゾ)ナツボウズの異名があります。エゾは付いていたりいなかった

り。同じ異名がオニシバリにも使われるようです。どちらもジンチョウゲ科です。難波は大阪で津は港だけれど、

生えるのは中部以北の林だというから、大阪の海岸には見られないでしょうね。