岬の春は浅かった


 デジモナさん、いつもながら月の写真が鮮明ですね。

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 さすがにここ2,3日は夜明けの風景が白くはなっていません。それでも長い日照時間を自慢していたのは、いつ

のことだったんだ、みたいな。灰色ながらすこし空が明るくなった時間をみはからって、能取岬へ行ってきまし

た。キタミフクジュソウは終わっていましたが、タンポポはまだです。エゾエンゴサクがようやく咲きそろいかけて

いました。崖の傾斜が緩いところでは、雪融け跡が浅い水溜りに。

 岬の春は歩みが遅いけれど、夏鳥が姿を現し、赤い草の芽がにょっきりと。ゆっくりとではあっても、季節は動

いています。強靭な生命力をもつ野生動植物の多くは、この程度の気候異変は乗り越えるでしょう。だけど、人

の手で創られた作物はどうなのかな。ウチでも室内の鉢にまいたカボチャなどの種は、まったく出芽していませ

ん。道が農作物被害の対策組織を立ち上げたとか。