にぎやかなエゾリス


 デジモナさん、日木山麓の田の神様は愛らしい表情ですね。

 熊襲、隼人について、こんな話を読んだことがあります。朝鮮半島経由で北九州に渡来した人々が、

先住民と混血しながら、南へ北東へと拡散した。南九州に住み着いた勢力が、岸沿いに船で東征して

紀伊半島に上陸。畿内の豪族を従えて覇権を確立したのが、ヤマト朝廷の祖先。南九州に残ったのが、

熊襲、隼人。ヤマト勢力が九州を再征服しようとしたとき、最後まで抵抗したのが彼ら。だが、遠い昔共

通な祖先から分かれた記憶が残っていたので、戦いが終わってからは、彼らは朝廷と特別な関係を結

ぶようになった、みたいな。確かな根拠があるわけではなく、空想に類する部分が多いと思いますが、わ

たしはこの説が好きです。

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 網走湖呼人半島の森で出会ったエゾリスです。動物園などの飼育環境ならともかく、野生の状態で1度に4匹

も見るなんて、そうあることではないでしょうね。下から頭上を見上げて撮ったので、完全な逆光です。黒っぽくな

って、鮮明な画像が得られなくて残念。

 北海道にいるもうひとつのリス、シマリスは掌に乗るほど小さいけれど、こちらは体長が25センチ前後で、体重

が450グラムを超える個体もある、とか。キツという鋭く短い鳴声は何度も聞いたことがありますが、今回のウギィ

ー、グワウーといった感じの、けたたましい鳴声は初めてです。