花咲く森の径


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 例年ならそろそろ春が爆発するころです。なのにこのごろ、このまま冬になるんじゃないか、などと冗談が飛び

交います。テレビの予報で、「北海道はおおむね晴れ」ときても、「なおオホーツク地方は北東沖に停滞する低気

圧のため、・・・・・・」と続きます。網走の気象台は、五月に連続8日の降雪を記録したとか。そんななかで、かろう

て陽がさした5日に歩いた、網走湖畔の森の風景です。

 森の径は、行く手を塞ぐ枯木・枯枝こそ取り除かれ、湖沿いでじくじく水が湧く所の木道だけは整備さ

れます。しかし径を外れた林は、倒木、朽木、蔓など、手付かずに放置されているので、雪融け後は雑

然とした、殺風景にも感じられる雰囲気になります。その森が、4月末から5月前半の短い期間は、林床

を彩る花々ではなやぎます。

 この日は、水芭蕉福寿草は花が終わりかけ。エゾエンゴサクは盛りまであと少し。この3種はすこし

時季がずれただけで、勢いにあまり衰えがないようでした。今日の写真にはありませんが、地を這う低

木のナニワズと、白く可憐なアズマイチゲは、花に元気がありませんでした。