蕾のキタミフクジュソウ


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 能取岬で朝の5時過ぎ、昇ったばかりの朝日を浴びるキタミフクジュソウ。ちょっと見には全国どこにでもあるフ

クジュソウと変わらないようですが、れっきとした北海道東部・北部の固有種です。それ海岸や河岸かぎら

れ、林のなかで咲くのはフクジュソウだとか。

 3月下旬のフリペに、能取岬で蕾が萌えている写真が載りました。去年ここでわたしが数個の芽生え

を撮ったのは4月8日。今年はずいぶん早かったようです。4月に入って暖かい日が多かったので、そろ

そろ花が開いたのではないかと、昨日出かけました。でもまだ、早いものでもようやくほころびかけてい

る程度でした。


 暖かくなったとはいえ、晴れた朝はやはり零下です。昨日はついでに日出を撮ろうと思っていました。4

時に出発すれば間に合うと計算していたのですが、朝の儀式に手間取り、20分近く遅れてスタート。覆

面パトカーがいる時間ではないし、飛ばしに飛ばしました。

 ライトに黒っぽい凍結が浮かぶと避けたり、ブレーキを踏んだり、スリップには気をつけていました。な

のに、網走湖南端に沿って山かげを走っているとき、突然タイヤが氷を砕く音がしたかと思うと、ハンドル

が利かなくなりました。わずかな時間のはずですが、蛇行する車に身を任せている時間は長かったー。

カーブの先で凍っていた水溜りに気がつかなかったのです。後続車も対向車もない時刻で、やわやわと

ブレーキを踏んでいたらコントロールが戻り、大事には至りませんでしたが、肝が冷えました。

 それに懲りて低速運転に徹したのはほんの5分ほど。まあ、見通しの悪いところでは慎重にスピードダ

ウンしましたが、それ以外は高速道路なみで。おかげで、知床の山かげに昇る朝日を撮ることができま

した。