雪化粧の木立
デジモナさん、やっぱり火山灰は厄介者なんだ。ポピーの咲く電車通りが華やいでいますね。こちらはま
だ雪景色です。雲の上に昇る朝日の写真、おみごと。
3月になってもまだ、朝起きると木立がきれいに雪化粧している日もあります。
昨日昼前に、玄関前の5センチほどの雪を始末して、買い物に出ました。大通りまでの住宅地の道は、軟ら
かくなった氷と雪ででこぼこ。轍もぐじゃぐじゃだから、ハンドルが浮いて車が蛇行します。その上両側に
残る雪で、一車線しか開いていません。対向車が来ると、一方がどこかの家先など、少し広いところに
止まって、相手が通り過ぎるのを待ちます。大通りは2車線開いているけれど、いたるところに水溜り。
滑り止めに撒いたびり砂で黒くなったはねが上がって、リヤウインドはたちまち視界が曇ります。
-12.2度です。それでも昨日までの今月の平均気温は平年より高く、下旬並みだとか。このまま花の
季節になるのなら、しばらくのことと我慢もします。だけど4月末になってどか雪が来た年もあります。あ
るいは、積もるというほどではないけれど、咲きかけたツツジの花が白い綿帽子を被ったことも。
冬の去り際がもっといさぎよければ、3月の木立を飾る雪化粧を、冬が告げる別れの挨拶と思い、心か
ら愛でることができるのに。