氷上の鴨


 デジモナさん、わたしが越前ガニを食べに出かけて、雪で立ち往生した列車に半日ほど閉じ込められたのも、

同じころだったかもしれません。

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 濤沸湖白鳥公園はほぼ全面的に凍結し、一群れの鴨がじっとうずくまっていました。空気や氷雪は零下

二桁にもなります。水の中は温度が下がっても零度付近までなので、わたしたちにとってのお風呂のよ

うに暖かく感じるのでしょうね。その快適な逃げ場がなくなって、首を縮め羽に嘴を埋めています。露出し

た嘴が特に冷たいのかな。カラスだけは元気に飛んだり鳴いたりしているけれど、他に鳥は見当たりま

せんでした。

 美幌川は水面が開いているので鴨は元気で、わたしか土手を歩いているだけで飛び立ちます。白鳥

公園ではすぐそばまで行っても動きません。鴨獲り権平さんなら、手づかみで捕まえるかな。わたしは

ローズアップで撮るだけ。近くで見るとオスの羽がきれいです。首から上が派手な緑になるのは、これか

らなのでしょうか。