流氷と知床の山々


 デジモナさん、スズメは強風でもなければ雪は平気みたいです。枯木の下の雪の上で、丸々と羽を膨らませ

て、カラの仲間といっしょに、元気で遊んでいたりします。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 3

 まだ夜明けの赤みが残っている空の下で、流氷の先にぼんやりと知床の山々が浮かんでいます。氷は、厚い

ところも薄いところもありますが、ほぼ海面を覆いつくしています。半島の輪郭があいまいなのは、岬の南東にあ

って、冬の朝は逆光だから。

 昨日と一昨日の海氷速報の図だと、サハリンから国後島まで氷でつながり、雄武以南の北海道オホーツク海

岸の氷密度はほとんど100パーセントです。流氷帯は知床半島を回りこんで、根室半島北側の海をも覆っていま

す。3年前の網走海明けは2月22日。2年前は2月21日。昨年は3月29日でした。今の様子だと今年は、昨年に続

いて3月後半になるかもしれません。ちなみに海明けとは、漁船の航行にさしさわる氷塊がなくなってもう戻

らなくなった最初の日です。したがって、事後1ヶ月ほどたってから振り返り、日付が発表されることにな

ります。