白い岬
ぞおだいじに。
能取岬の白い雪景色です。駐車場に近い屋根だけの東屋(3枚目)から、灯台(1枚目)の脇を通って、最奥のモ
ニュメント(2枚目)まで、片道1キロ程度でしょうか。遊歩道はここで終わります。後は、崖際に柵がある海側の道
を引き返すか、牧場の有刺鉄線に近い笹薮の道を戻るか、二つの一つ。
もっとも今の季節、踏み跡があるのは海側だけです。枯れ草と笹の先が雪原のいさぎよさを汚している草原の
先に、黒い森があるだけで、牛も馬もいない牧場に沿って歩いても、何の面白みもありませんから。緑が萌えて
舞っていたり、流氷が見えたりします。崖にはつららもできていました。
駐車場にある車のプレートは、本州、帯広や札幌などの道内各地、そしてこのあたりの北見ナンバーの3種
が、それぞれ3分の1ほどでしょうか。もっとも、平日なら晴れていても、停まっているのは最大で5,6台。とき
どき、台湾や中国からの観光客らしい人を乗せたタクシーも来ます。さすがに今の時季、観光バスは見ませ
ん。