沿岸氷できはじめ


 デジモナさん、連続のコメントありがとうございます。冬のオホーツク海地方は魅力的な被写体が多く、カメラ

を手に出歩くのが楽しみです。さすがに鹿児島の公園には雪の気配はありませんね。さまざまな気候帯に恵ま

れた、自然が豊かな国ということかな。

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 この写真を撮った12日が、網走の流氷初日(気象観測所で初めて流氷が目視された日)だったそうです。わたし

が能取岬にいた間は、望遠レンズでも白い帯を確認できませんでした。午後になって水平線上に現れたのでしょ

うか。昨日夕方の海氷速報の様子だと、岬の海は大きな氷塊でにぎわっているみたいでした。今日あまりいい天

気は期待できないようですが、とりあえず海岸へ行ってみましょうか。でも流氷は知床方面に吹き寄せられてい

るかもしれません。風しだいで、一晩のうちに近づいたり離れたりします。

 このあたりの海氷には、ロシア極東域の海から南下してくる流氷の他に、北海道の沿岸で発達した沿岸氷もあ

ります。両方が出合ってくっつと流氷接岸です。1月12日、能取岬の沿岸氷はほんの出来はじめ。流氷初日より

何日も前に、打ち寄せる波が氷で重くたゆたう年もありました。今期、陸では12月から例年より寒かったのです

が、海水温はあまり下がらなかったのかも。平年よりも、前期よりも早く、流氷初日は発表されたけれど、海水が

まったく見えない本格的な大氷原は現れないかもしれません。