濤沸湖で水鳥を撮っていたときです。ガウガウと騒がしい声が大きくなっているのに気付き、見上げたら渡りの
群れが近づいていました。あわてて三脚からカメラを外し、頭上に向けてシャッターを切りました。遠くてはっきり
わかりませんが、マガンでしょうか。東の
オホーツク海上空に小さくなった群れを追って撮ると、あまり密集してい
ない、いわゆる雁行。全体だとずいぶんな数です。マガンは数百から数万の群れになるのだとか。3月末ごろだ
ったと思いますが、知床のウトロに向かう途中、斜里の海岸近い雪原で群を見たことがあります。あのあたりで
越冬するのかもしれません。