サロマ湖全景


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                           9月4日 サロマ湖展望台

 湧別から小清水に至るオホーツク海沿岸には、サロマ湖能取湖、濤沸湖の三

つの汽水湖があります。そのなかで湖の全体を一望できるのは一つだけです。湖

が大きいので、湖畔や丘から望むだけでは一部しか見えません。サロマ湖は幌岩

山に展望台があるので、そこに立ってぐるっと見回せば、湧別町の西端から北見

常呂東端まで俯瞰できます。

 上の写真は西端から東端まで順に撮っています。標準レンズなので、湖と海を隔

てる対岸の砂洲は細く微かな線でしかありません。四枚目の写真では湖に突出し

たキムアネップ埼が見えています。その突端の先、対岸までは水面になっていま

すが、湖底地形としては浅瀬になっていて、サロマ湖全体がここで東部と西部に

二分されるのだそうです。西が圧倒的に大きく、キムアネップ埼から常呂る東

は狭くなっています。それでも東だけでもちょっとした湖なみの大きさなのです。

 この日昼近い時刻に展望台に登ったので、いつもとちがって航跡を描くたくさん

の漁船を見ることはできませんでした。それでも一つだけ点のような影があったの

で、望遠レンズで拡大してみました。操業中の漁船です。網を下しているのか揚げ

ているのかはわかりません。