呼人の森に水芭蕉
そらさん、やなぎを柳楊と書くことがありますが、枝が下にしだれる種(しだれ柳と
他に一種)は柳、他の30種ほどは楊です。こちらで見るのはほとんど楊。エゾヤナ
ギやヤチヤナギが多いのかな。
4月27日 網走湖畔呼人地域
間に広がる森の広大な林床が湿地になっていて、いま水芭蕉が咲き誇っていま
す。これだけの面積に広がる水芭蕉群生地は他に知りません。とはいえ下がぐじ
ゃぐじゃなのでめったに踏み込めず、道路から鑑賞するだけ。
唯一森の内部に通じていた呼人探鳥遊歩道が、いまは補修のために長期閉鎖
中です。いつもはこの路を歩いて水芭蕉を撮るのですが、今回は呼人半島を横断
する道路から道なき湿地に入りました。どこまで行ってもその奥にさらに大きそうな
群生が見え、きりがありません。深みに嵌りたくはないので、比較的乾いたところを
しばらくうろついて引きあげました。