雪が積もる2日前のことです。せせらぎ公園を歩いていたら、何かを擦るようなか
すかな音が聞こえます。よくよく探してみたら、途中から折れた木の先に一匹のエ
ゾリスが。近くまで寄ってカメラを構えても移動する様子はありません。目が合って
も動じません。お得意の「死んだふり」とはちがうようです。首だけは回してこちら
を観察しています。一枚目で見せている表情はなんだか怒っているみたい。「オレ
は動きたくないんだ、邪魔しないでくれ」と言いたいのかも。平年より一か月早い寒
気の深まりにまだ体が慣れていなくて、体力を消耗したくなかったのでしょうか。