霧多布岬の風景

　そらさん、麦刈りやジャガイモ掘りが始まる前が、田園風景の一番美しい季節か

もしれません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７月２２日　浜中町きりたっぷ展望台

　霧多布湿原の東で、北の浜中湾と南の琵琶瀬湾を分けて海中に突き出し、一

つの大きな橋だけで対岸とつながっている島のような地域。橋側の低地は浜中

町役場などの公共施設がある市街地です。奥へ進んで高台に上ると原野になり、

三頭の馬が互いに離れて草を食んでいました。

　道標に導かれて達するこの地域最南端の場所に駐車場があり、そこから崖際ま

での草叢には、トウゲブキやエゾフウロなどが咲き乱れていました。海際に屋根

付きベンチと展望台。東方向の海には二群の岩礁が、南東には湯沸岬灯台と海

に落ち込む曲線が見えます。きりたっぷ岬の標識の脇から、海際まで下ることが

できますが、昼少し過ぎまでに帰って野菜に水をやらなければと気が急いて、今

回はパス。太平洋側は曇っていたけれど、オホーツク海側は暑くなるという予報で

したから。