6月半ばの原生花園
の上・中流しか知らないので、新鮮です。
あなたの体調が安定しますように。
そらさん、街では目にする野鳥の数も限られますよね。わたしも少し名前がわか
るようになったのは、こちらに来てからです。
初めの三枚に写っているノビタキは、胸の赤茶色が特徴的で早く覚えました。
最後の一枚、ヒバリは野や畑で眼にする機会が多く、名前だけはなじみ深い鳥で
すが、はっきり姿を知るようになったのはここ10年のことです。
6月16日 小清水原生花園
埼玉に住んでいて時々夏に北海道に来ていたころは、原生花園というのは特
定の場所のことだと思っていましたが、どうやら多くの海岸草原が該当するようで
す。○○原生花園という名があちこちにあるのは、観光客にアピールするための
命名でしょうか。自然な草原にはなかなか踏み込めませんが、名がつけられれば
遊歩道が設けられて訪れやすくなります。
数ある中でも有名なのがここ小清水原生花園。北浜から浜小清水まで続く浜辺
の丘陵の中間に遊歩道が巡らされています。この丘陵全体が自然の花園なので
すが、整備された小さな一画だけがそうだと思っている人もいるかもしれません。
手入れされているだけに、花もまとまってはいると思いますが。
この日はまだ花の季節の予告編程度でした。夏だけ停車する釧網線駅の踏切
後には萎んで散るので、訪れる時間帯によっては見られない人もいるかも。どこの
海岸にもあるハマエンドウですが、ここのは一段と色鮮やかに感じられます。花の
盛りはこれからですが。エゾスカシユリは、写真四枚目のあたりに一番集中してい
るような。7月半ばには橙色が緑を圧倒するようになります。エゾノシシウドは蕾が
まだ緑がかっていて、あまり目立ちません。