すこし春めく


イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

                        3月12日 美幌せせらぎ公園

 関東からは桜のつぼみが膨らんだと聞こえてきますが、美幌の3月はまだ冬で

す。野山は雪に覆われたままで、朝の街は水溜りが凍っています。薄く積もった雪

の下が氷盤になっていることがあり、外見に騙されて足を踏み出すとヤバい。この

日も、途中から公園に入る坂道でわたしはすってんころりん。気がつけば雪の下が

アイスバンでした。立とうとしても立てません。お尻で滑って坂の下まで行きました。

 気温は零下でも裸木の林に射す陽光は明るく、雪の輝きと木々の黒い影のくっき

りしたコントラストに春の気配があります。魚無川の両岸に設けられた散歩道の、

陽の当たるあたりは舗装が乾き、斜面には白と茶色のパッチワークになっている

ところも。川面も少しずつ開いてきています。このまままとまった雪が降らず春にな

るとも思えませんが、能取岬ではそろそろキタミフクジュソウの蕾が頭をもたげてい

るかもしれません。