能取湖の番屋


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                          2月17日 能取湖北端

 能取湖畔の網走公園線がオホーツク海に出る直前、湿原状になった湖北端

砂丘が見えてきます。その丘の手前にいつの間にか新しい番屋が建てられてい

ました。以前は残骸のような朽ちかけた小屋がありました。必要がなくなって放置

れ、廃屋になっていたのかと思っていましたが、今でも役立つ建物のようです。

通りすがりの無責任な感想ですが、冬の荒涼とした風景に廃屋がよく似合ってい

ました。とはいえ、白い原野にぽつんと建つ新しい小屋にも風情があります。建て

直されて1,2年経つような気もします。緑の季節には気がつかなかったのか、気が

ついていながら気に留めなかったのか。絵になるのはやはり冬ですね。