砂丘が見えてきます。その丘の手前にいつの間にか新しい番屋が建てられてい
ました。以前は残骸のような朽ちかけた小屋がありました。必要がなくなって放置
され、廃屋になっていたのかと思っていましたが、今でも役立つ建物のようです。
通りすがりの無責任な感想ですが、冬の荒涼とした風景に廃屋がよく似合ってい
ました。とはいえ、白い原野にぽつんと建つ新しい小屋にも風情があります。建て
直されて1,2年経つような気もします。緑の季節には気がつかなかったのか、気が
ついていながら気に留めなかったのか。絵になるのはやはり冬ですね。