朝の岬


 タムラ、あの頭、何かに似ているような気がしていたけれど、恐竜かなー。眼は

蛇などの現存爬虫類?

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                            9月16日 能取岬

 もう少なくても2,30回は行っている場所だけれど、生まれたばかりの低い陽の

光は、見慣れた風景に魔法をかけて新鮮さを蘇えらせてくれます。頭上から降り

注ぐ白い光は、見えるものすべてをありのままにさらけ出します。最初は惹かれ

灯台、海、空、草原の景観も、回数が重なれば飽きが来ます。ところが陽が出

間もない時刻は、陰が残り光に赤みがあります。しかもそれがつかの間だから

れる暇がなく、出会うたびに心が動きます。写真になってしまえば、こんなのを

にも、とい出すのですが、なにしろその場では光の魔法に心を縛られている

で。