落石湿原


 そらさん、体調が早く戻るといいですね。写真はブログから印刷することもできま

すが、画素数を縮小していますので、元のままのをメールで送ります。

 ヒバリは頭の羽毛が逆立ったようになっていることが多く、飛翔はスマートなのに

姿は無骨です。春の揚げヒバリの季節には、庭で草取りをしているとき羽音に驚か

されます。

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                            7月8日 落石岬

 落石岬の車止めから灯台のある崖の方に少し行くと、案内板があり、半分に断

ち割った丸太の木道が始まります。ここは国の天然記念物のサカイツツジで知ら

れています。花は5末~6月始めが季節なので、もう終わっています。写真では

内板の文字が小さいので、あらためてその一部をわたしなりに。大陸北部やカ

ムチャッカなど北海道より北の植物なのだが、落石は気候が特に冷涼なので、氷

河期が終わってからもここに残ったのだそうです。

 冷涼と言えば、民宿のおかみが、「庭で野菜を作っているので、夏は店で買うこ

がない」というわたしの言葉に驚いていました。落石では大根などはともかく、ト

マトもキュウリもできないそうです。

 木道を通って灯台まで行ったのは夕方です。一日中あちこち歩いてけっこう疲

ていたので、足元の不安定な丸太の道をずいぶん長く感じました。アカマツ

木々が川湯のような鬱蒼とした森に育たず、痩せて低いままです。これも低温や

からの強い風が原因なのでしょうね。他ではもう終わっているヒオウギアヤメ

タスゲがまだ元気です。落石から厚岸にかけての北太平洋沿いの崖や植生は、

オホーツク地方とはちがう味わいの風景を作っています。サカイツツジの咲く季節

にまた行ってみたいものです。