走るエゾリス


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  掌に載るほどのシマリスとちがって、エゾリスは体が25センチ前後、尾が18セ

ンチ前後なので、近くで見るとかなり大きく感じられます。雪原を縦横に跳ね回る

姿を集めました。


 札幌の高校・東海大四高が甲子園で決勝に進出しました。おそらく誰も予想して

いなかったと思います。わたしも1回戦を突破できれば上出来と思っていました。

全国から将来性のある中学生をスカウトしてくるわけではありません。レギュラー

の全員が道内中学出身です。札幌は美幌より雪が多いので、冬は十分な練習が

できないでしょう。だから北海道勢の決勝進出は52年ぶりです。

 今大会でもこれまでの4試合すべてで、相手チームに打ち勝ったという印象は

りません。敵失がらみで辛勝したような。単なる幸運なら4試合も続く確率はとても

小さくなります。まあ、相手がくれたチャンスを逃さない執念で勝ったというところで

しょうか。エラーが少なかったし、守備のファインプレーがありました。

 それにしても、大澤投手の攻守にわたる活躍が目立ちました。特に剛速球や抜

群の切れ味がある変化球を持っているわけではなく、けっこう打ち込まれていまし

た。それでもバッテリーの相手の気持ちを読む能力が優れていたのか、決勝点は

奪われませんでした。打撃も大澤投手の打席以外に、わたしの記憶に残るシーン

はありません。

 今日の決勝は相手が敦賀気比。大本命の大阪桐蔭を豪快な打撃でねじ伏せた

チームです。奇跡のような勝利が5回連続する確率はほとんどゼロに近いでしょう。

それでも万が一を期待して、きちんと観戦します。