丹頂は留鳥なので、餌場に集まる冬以外にも、水辺や畑などで会うことがありま
す。だけどそのとき、上の写真のような、羽を広げ、脚を曲げたり伸ばしたりして、
ジャンプする姿は見たことがありません。踊るのは冬から春の大集合する季節に
限られるのでしょうか。見た目には優雅ですが、舞う鶴自身は必死かも。伴侶を得
たり、パートナーと気分を盛り上げたりできなければ、子どもを持てないのだから。
ソロで踊っているのは、求愛の練習なのでしょうか。相手を誘っているのに乗って
もらえにいように見える場面もあります。明日は、ちゃんと応じてもらえ、デュエット
を舞う姿を紹介します。