群れる
は家族単位で広く散って、自力でくらしています。夏の自然生息地では、運よく会
えたとしても、1羽から2,3家族まで。大きな群れは冬だけです。
1952・3年には33羽までに減少し絶滅が危惧されたけれど、地元住民の努力
があってトキの運命を免れました。現在は1,500羽ほどでしょうか。わたしは釧路
湿原の他、夏の濤沸湖や野付半島でも何度か見ました。生息域は拡大しているよ
うです。江戸時代には関東地方にもいたとか。
写真は阿寒国際ツルセンターです。四枚目で鶴が2段に整列しています。写って
いるのは3列ですが、実際はもっと横に広がっています。校庭に並ばされた生徒で
もあるまいし、何をしているのでしょう。
お魚タイムがまぢかとあって、柵際に集まる人は、雪原に分散した鶴より密集し
ています。