網走流氷祭り
デジモナさん、蘭がはなやかですね。こちらはクールな氷の像をアップしましょう。
流氷に飽きたわけではないのですが、滑りやすい道路を思うと、億劫になります。11日にも路面が露出して
濡れた国道で、ちょっと車がスリップしました。すぐにコントロールが回復したのですが、少しひやっと。それで
も窓に明るい陽が射すと、じっとしていられなくなります。昨日もやはり出かけました。
9日の朝9時過ぎに撮った網走オホーツク流氷祭りの会場です。開場直後なので、屋台などは閑散としていま
す。徐々に車が到着していました。昼までには近くの駐車場がいっぱいになり、来場者は遠くからシャトルバスで
運ばれるのでしょう。一番にぎやかなのは、ライトアップされ、キャンドルが灯る夜です。それにしても、札幌の雪
祭り(映像でしか見ていませんが)などに比べたら、ささやかなものです。ただわたしは、雪ではなく氷の
像が割りと好きなので。でも、曇り空を背景に撮っても、実物ほどの魅力はありません。青空ならよかっ
たのに。
一昨日の夕方広範囲に着岸していた流氷は、わたしが出かけた昨日昼前、沖に離れていました。
網走一帯に水域が広がり、ウニ漁をしている小船も。能取岬から見渡すと、遠方に大きな流氷帯が見
え、崖下では薄い氷の間にさまざまな形の氷塊があって、変化に富む景色でした。あのくらいの氷量の
方が、一面の氷原よりも絵になります。
昨日も夕方には、一昨日よりもっと厚く接岸したようです。とにかく風しだいで寄ったり離れたり、氷海
の風景はせわしなく変化します。来週前半は北よりの風の日が多くなりそうです。そのころに来訪を予
定している旅行者は、大氷原の景色を堪能できるかも。北緯46度以北に、どでかい流氷帯が控えて
いるみたい。あれが来たら、太平洋側まで流氷が溢れるでしょうか。