流氷接岸


 デジモナさん、南北600キロですか。北海道本島は南北500キロ、東西400キロというところでしょうか。

こちらは、南の襟裳岬と北の宗谷岬より、西の渡島と東の納沙布岬のほうが、気候のちがいが大きいと思い

ます。

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 昨日は、前日の悪天候とうって変わり、いい天気に。朝は西よりの風だったので、少し北よりに変わると予報に

あった昼ごろ、まず網走の東、小清水海岸を目指して出発しました。予想的中で、小清水から斜里、知床までの

海は、完全に氷原に変わっていました。西からの風が続くと、紋別・網走方面から吹き寄せられた流氷が、知床

半島にせき止められ、海を埋め尽くしますます。10日の降雪がなければもっと青い氷塊が見られたはずです

が、あいにく表面がまっ白で、凹凸が分らない遠くからは、雪原にも見えます。

 西にカメラを向けると、北浜から網走港にかけて広がる海水面が、氷原を割って北に細く延びています。この

後、北浜海岸に立ち寄り、網走市街を抜け、能取岬に足を伸ばしました。沖に白い帯の北浜、沿岸氷と流氷が入

り混じる能取岬は、小清水海岸とまたちがう趣です。それらの写真もおいおいアップします。昨日は半日で、海氷

のさまざまな姿を眺めることができ、これぞオホーツク地方の冬だと、大満足でした。天気も、小清水から網走ま

では晴天でした。ところが能取岬では、陰ったり、小雪が舞ったり、照ったりといろいろ。照明で雰囲気の変わる

舞台のようでした。と言っても人は、こんなにも雄大な舞台は作れないでしょう。