美幌川光る


 デジモナさん、流氷と呼ばれる氷の多くは、オホーツク海北部、サハリンと沿海州に挟まれた海域から、南下し

てくるみたいですね。その辺はアムール川の淡水が大量に流れ込み、塩分濃度が低下して凍りやすいとか。

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 二月も間近、冬至のころに比べたら、いくらか陽の光が強くなりました。朝の8時を過ぎれば、並木の間で光る

川面の様子がわかります。逆光では明るく輝き、順光で黒く見える模様は、浮いて流れるシャーベット状の氷で

す。逆光と順光では、地と模様の明暗が逆転します。

 このあたりの美幌川は、流れが速く、表面を閉ざすほどの氷は発達しません。川底にできたジャム氷が流

水に剥ぎ取られ、浮き上がって運ばれていくので、蓮の葉氷や板氷にならないのだと思います。岸に近

い海では、運び去る流れがなく、波にもまれ、集まって固まるのでしょう。