孤独な白鳥


 そらさん、昨日朝暗いうちから今日までずっと雪です。今月はこれまでが天気に恵まれすぎたのだと思い

ますが、霧氷がきれいなのは、やっぱり晴れた日です。


 デジモナさん、重機のない時代に重い石を持ち上げ、コンクリートも使わず重力だけでアーチを安定させる

石工の技は、ほんとうに驚異的ですね。

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 土手を歩いているとき、目の前をわりあい大きな鳥が横切りました。オジロにしはて全体が白だしと思って、川に

張出した氷に止まったのを見ると、白鳥でした。美幌川の白鳥は、ここ何年か撮っていません。以前は、季節に

なると決まって訪れる家族がいたのですが、その後は不規則になって。チラッと姿を目にすることも、鳴声を聞く

聞くこともあったから、来てはいたのだと思います。網走湖、濤沸湖、屈斜路湖など、いろんなところに群れてい

るから、あえてここで撮らなくともというこちらの気分もあって、チャンスを求めませんでした。

 この日わたしが見たのは一羽だけ。しかもまだ羽にまだら模様が残っています。完全には独り立ちしていなそう

な若鳥がなぜ一羽だけで?と思うと、いろいろ考えたくなります。はぐれた? 親か兄弟と喧嘩して家出した? 

仲間にいじめられて群れにいたたまれなくなった?とか。そんな想像をしながらシャッターを押したせいか、最後

が影の薄い一枚になりました。白鳥は一羽だけになっても生きられるのでしょうか。まあ、この鳥はどこかで群れ

に出会って、加わると思いますけど。なにしろちょっと大きな水面があれば、どこにでも群れがいますから。