雪煙走る


 デジモナさん、蝋梅は清楚ななかにもはなやぎがありますね。

 このあたりの雪景色は、川端康成の小説にある越後湯沢のような雪国の積雪風景とちがう風情です。乾いた

粉雪と重い牡丹雪、明るい陽ざしと雪雲に閉ざされた暗い空、零下二桁の気温と氷点前後の気温など、いろい

ろ対称的なので。

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 初めの三枚を見て、吹雪!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。いえ、この日は青空が広がる上天

気でした。でも能取岬は風が強くて。小麦粉のように細かく乾いた雪煙が走り、舞い上がって、視界を曇らせてい

ます。

 こんな晴れた日、風さえなければ気持ちのいい散歩ができる崖上です。だけど、無風なのは3回行って1回ほ

ど。今日もいい天気になりそうです。流氷を撮りに行きたいけれど、予報風速が6~4。先日の-30度近く感じら

れた寒さを思うと、ためらいもあります。さて、どうしようなか。